マネージャー観戦記

2003年9月 プロ野球公式戦 中日-阪神戦 思い出の北陸本線旅情
桧山とアリアスのアーチ競演にナドヤドームが揺れる

  アリアスの本塁打で勝ち越した阪神、次打者は片岡ですが一塁ゴロで凡退しました。
つづく矢野が四球で出塁後、次打者田中秀太の二塁ゴロで併殺かと思われましたがこれを渡辺がトンネル。
矢野は一気に三塁まで進み一死一、三塁と追加点のチャンス!
ここで打席に広沢が入りました!
阪神ファンの怒涛の声援がドームを揺るがさんばかりに一段と大きくなります。
しかし広沢力んだか、あえなく遊ゴロ併殺打に倒れ、絶好の追加点のチャンスを逃します。

 後になってみればここで追加点が奪えなかったことが流れを再び中日に戻すきっかけだったのかもしれません。
 
 私は阪神の攻撃が終わるとビールを買いに席を立ちました。
通路に出ると、阪神ファン達がぞろぞろ出てきます。やはり守備のときはみんな休憩するもんだなと思いました。
阪神ファンは野球というものにホントに興味あるのかなと思ってしまいました。
かくいう私もこんな時くらいビールをがまんすればいいのですが・・・
 
 そのまま通路で飲み干してトイレで用を足して戻ってスタンドを覗いたら、マウンドでは藪が投げていました。
お〜藪だ!案外と小さいな。などとしばらく立ったまま見ていましたが。
冷静に見ると今日の試合は今ひとつ盛り上がりに欠けるな。と勝手に決め込んで
ドーム内の回転寿司屋で再び飲むことにしました。

 寿司屋に入り、ビールを頼むとあとは寿司をつまみに次から次へとジョッキをおかわりして、
せっかくの野球はもうそっちのけになってしまいました。
ひとしきり腹を満たして私は試合終了直後の混雑をさけて一足お先に球場を後にしました。
試合は結局中日が勝利した模様です

 なんというか今ひとつ迫力に欠けるなぁというのが率直な印象でした。
 井川と川上の投げあいなら最後まで見たかもしれませんが・・・
こんどプロ野球を見るときはスター選手を内野席から間近に見るべきだと思いました。
(広島の黒田と巨人の上原なんかの投げ合いもいいなと思ってます)


 

〜後編〜