2005年2月11日(金)
名投手の産地能登半島
 今日から会社が三連休なのでしばらくは主宰とも会えないのでまたしてもコラムっぽく書いていこうと思います。
 石川県能登半島は題にもあるように過去、現在に何人かのプロ野球投手を送り出しています。その中でもなんと言っても代表格は剛速球で鳴らした元中日の小松辰雄です。能登半島の富来と’いう町に生まれた小松投手は地元の中学を卒業すると、金沢市内の名門星陵高に入学し、二年時の夏の甲子園では四強進出の原動力となり、大いに注目を集めました。そして迎えた三年生の秋、中日ドラゴンズにドラフト2位指名入団したのです。
 その才能は入団二年目に早くも開花しました。剛速球を武器にリリーフとしてめきめきと頭角を現し出すのですが当時世に出て間も無いスピードガンでその速球を計測したところ、時速154キロをマークして”スピードガンの申し子”と呼ばれたのは有名な話です。そして入団五年目にはに背番号34から、星野仙一引退後に空いていたドラゴンズのエースナンバーである20をついに継承し、以後引退までドラゴンズのエースとして君臨したのです。能登というよりは北陸路を代表する名投手だったといえるでしょう。
 その他の能登出身選手では、輪島市町野高から1997年に横浜にドラフト一位入団した谷口投手、2000年に阪神に入団した金沢高の中林投手(かほく市出身)が現役でがんばっています。二人とも今後の活躍が大いに期待されます。
 
2005年2月14日(月)
続:北陸路の快腕
先日の日記で紹介していませんでしたが能登出身のプロ投手では、2003年ドラフトで横浜に自由枠で入団した森投手(七尾工業高)も注目の一人です。
 そして2004年ドラフトで四位入団した輪島実業高の丸木投手も将来性が高く買われているとのことです。いずれも楽しみですね。
 能登はこれくらいにして今日は福井、石川と来ましたので富山のプロ投手を紹介したいと思います。まず、高岡第一高出身で、ID野球を標榜する野村監督率いるヤクルトで大活躍した田畑投手。96年12勝、97年15勝を挙げてヤクルトの黄金期を支えた一人であるといえるでしょう。
 同じく高岡第一高出身で中日の若手ホープ、高橋投手(福井県生まれ)は
貴重な中継ぎ左腕として昨年の日本シリーズにも登板しました。今年の活躍が大いに期待されます。
2005年2月15日(火)
そしてあの甲子園球児は・・・
そして富山県から近い将来ドラフトに指名されるのではと私が密かに期待している二人の逸材を紹介しましょう。現在二人とも大学二年生のはずですが、2002年の選抜大会に出場し初戦でキレのいい直球と落差の大きなカーブを駆使し、強打の愛工大名電打線を一点に押さえ、さらに自ら決勝点をたたき出して強豪撃破の原動力となった新湊高のエース荒瀬投手。(現法政大)
 そして、Max140キロを超す速球を武器に同年夏の全国選手権大会に出場した富山商のエース中澤投手(現中央大)。
 いずれも左腕で、荒瀬投手は02’の選抜大会の左腕NO1に推す雑誌もありましたし、中澤投手は02’ドラフトで一時ヤクルトの一位で指名候補に浮上しました。(結局、本人の進学の意思が固かったので実現しませんでしたが)
 このように高校時代から評価の高かった二人は順調に伸びれば、来年のドラフトには間違いなく指名される逸材だと思われます。中澤投手はリーグ戦にも度々登板しているようですが、荒瀬投手の出番がいささか少ないの気がかりです。間もなく三年の春を迎えるので奮起して頂きたいところです。

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